▼肥満症/減量を成功させるには? 皆さん、一度はダイエット(減量)したことがあると思います。 その方法にもよりますが、もし運動と食事の両面から、正しい方法で減量をしていたとしても それを継続していくことが大変です。 人間の身体は、約2ヶ月継続することで、筋肉の変化や体質の変化が顕著に現れるので そこに到達するまで、持続させること自体が大切であり、大変なことなのです。 また、良く言われているように、一旦減って行く体重が、停滞期に入った時に、どのように過ごすかでも その後の身体の変化や減量に影響します。 停滞期と言うのは、運動で使うエネルギーや食べ物で摂取していたエネルギーとのプラスマイナスに 身体が慣れてきた為に、省エネ体質に、一旦なる状態です。 ですから、ココであきらめてはいけません! 『この先、更に痩せやすい身体を造っているんだ』 そう思って、それまでの運動や食事を続ける事を努力しましょう。 私自身、入院中に、運動療法士の先生にそう言われて、停滞期を乗り越えてくることが出来ました。 特に、女性は、生理などホルモンのバランスにより、必ずこういう時期がありますから、焦らないように 自分に言い聞かせる必要があります。 それでも行き詰ってしまったら・・・ 今までやっていた方法を変えるのも良いです。 筋トレよりも、有酸素運動を優先してきた減量当初なら、筋トレを1〜2セット増やす等してみるのも手です。 (脂肪燃焼が、よりしやすくなりますしね♪) また、有酸素運動=ウオーキングをしていたなら 水泳をしてみるなどと、方法を変えてみるのも良いと思います。 また、例え、目標まで達成出来たとしても、その体重や体型を、維持していくことは大変なことですし 目標達成できなかった場合や、目標を達成しても、ある日、それまでのペースを崩してしまうことで もういいや!となって、投げ出してしまう可能性もあります。 では、そうならないためには、どうしたら良いのか? 一言で言うなら『自分自身の気持ちを支えてくれる何かをみつける』 これは、きっと誰もがわかっていながら、なかなか出来ないことです。 私自身も、入院中は、毎日の生活のリズムが出来ていて、食事も、何もせず&何も考えずに、 バランスのとれた食事が出て、ひたすら減量だけを考えていれば良かったわけですが、 退院後というのは、食事も自分で考え、そして調理しなければいけない。 家事をしたり、生活の雑用におわれて、運動をする時間は、決まった時間に充分取ることが出来ない。 そういう状態になってしまいがちでした。 でも、私が退院後も、1ヶ月1キロペースで減量し、退院後も10キロ以上減量してこれたのは、 目標があったからです。 2ヶ月に1回、外来があり、その度に体重測定がありました。 私にとって、その体重測定で、2ヶ月で約2キロ減量出来ているのが、主治医との勝負のような所が ありました(笑)クリア出来たら、私の勝ち♪みたいな(^^ゞ 主治医も「じゃあ、次回は○○キロ位かな?」と 言ってくる。そう言われたら「よぉ〜し!!」と思って、また頑張れる。 そういう、自分自身の気持ちがあって頑張ってこれました。 もちろん、その2ヶ月間、ずっと高いモチベーションを持ち続けていたか?と言うと、NOです。 でも、○月○日に外来がある。と思うと、ある程度自制が効きますし、運動も食事も気をつけなくては!と 思うようになります。結果的に、外来日には、クリア出来る。 そんな日々でした。 人によって、そういう支えとなるべきものは違います。 なりたいと思う体型の写真を持ち歩くとか、イメージトレーニングするとかって人も居るでしょうし 1サイズ小さめの洋服を買って、着られるようになるよう頑張るって人も居るでしょう。 その方法は様々だと思いますが、どんな方法であっても 自分の気持ちを支えていける何かを みつける事が、減量の継続・維持に大切なことではないかと思います。 |